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Project IDG2026-124
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受領年2026
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投資金額¥171,000,000病気NTD(Others)対象Diagnostic開発段階Product Designパートナー長崎大学 , 株式会社医学生物学研究所
イントロダクション/背景
イントロダクション
エボラウイルス感染症は高い致死率と強い感染拡大リスクを有する感染症です。2026年のブンディブギョ型エボラウイルスによる流行を受け、WHO(世界保健機関)が国際的な緊急事態として対応を強化しています[1]。感染拡大を防ぐためには、感染者を早期に発見し、迅速な隔離や感染対策につなげることが重要であり、そのための迅速な診断体制の整備が急務となっています。現在広く使われている遺伝子検査(RT-PCR法)は高い精度で感染を見つけることができますが、専用の検査設備や専門的な技術を持つ人材が必要です[2]。また、簡易検査である抗原検査は、短時間で結果が得られるものの、感染初期などウイルス量が少ない場合には見逃してしまう可能性があります[3-4]。さらに、現在流行しているブンディブギョ型エボラウイルスを簡便かつ迅速に検出できる検査は限られているのが現状です[5]。そこで本プロジェクトでは、ブンディブギョ型エボラウイルスを迅速かつ正確に検出できる新しい診断法を開発し、流行現場での患者の早期発見や迅速な隔離判断を支援することを目指します。プロジェクトの目的
本プロジェクトの目的は、ブンディブギョ型エボラウイルスを迅速かつ簡便に検出できる新しい診断デバイスを開発することです。流行地域では検査設備や専門人材が不足していることから、本プロジェクトでは高度な検査室を必要とせず、医療現場や地域診療所などの現場環境でも利用可能な検査システムの実現を目指します。これにより、感染者の早期発見と迅速な感染対策を支援し、感染拡大の抑制に貢献します。プロジェクト・デザイン
本プロジェクトでは、ウイルスの遺伝子を短時間で増幅するRT-LAMP法と、結果を目視で確認できる核酸クロマトグラフィーを組み合わせた新しい診断法を開発します。本プロジェクトで開発する「MEBLINE BDBV」は、PCR法のような複雑な温度制御装置を必要とせず、簡便な装置で遺伝子を増幅できる診断システムです。高精度な遺伝子検査に近い検出性能と、抗原検査のような簡便さ・迅速さを両立することで、流行現場での迅速な患者発見を支援します。また、本技術は他のエボラウイルスにも応用できる可能性があり、将来の流行への備えとしても期待されています。本プロジェクトによって、グローバルヘルスの課題はどのように解決されますか?
感染症の流行地域では、診断体制の不足が感染拡大の大きな要因の一つとなっています。感染者を早期に特定できない場合、地域内での感染拡大や医療従事者への感染リスクが高まります。
本プロジェクトでは、流行現場でも利用しやすい迅速な診断システムを開発することで、感染者の早期発見や適切な隔離判断を支援します。これにより、感染拡大の抑制や迅速な公衆衛生対応につながることが期待されます。さらに、本プロジェクトで開発するRT-LAMP法と核酸クロマトグラフィーを組み合わせた診断プラットフォームは他のエボラウイルスや新たな感染症にも応用できるため、将来の感染症流行への備えの強化と医療アクセスの向上にもつながることが期待されます。
本プロジェクトが革新的である点は何ですか?
本プロジェクトの革新性は、ウイルスの遺伝子を短時間で増幅して高感度に検出するRT-LAMP法と、結果を目で見て簡単に確認できる核酸クロマトグラフィーを組み合わせることで、高い検出性能と現場での使いやすさを両立した診断システムの実現を目指している点にあります。大型の検査機器や専門施設を必要とせず、医療資源が限られた地域でも利用できるため、感染者の迅速な発見と適切な対応を支援します。また、将来的には他のエボラウイルスにも応用可能な診断技術への発展を目指しています。
各パートナーの役割と責任
株式会社医学生物学研究所(MBL)は、プロジェクト全体の統括を担い、診断システムの設計・開発、性能評価および実用化に向けた開発を推進します。長崎大学は、エボラウイルス研究とRT-LAMP法に関する専門知識を活かし、検出技術の設計や評価を支援します。両機関がそれぞれの強みを活かして連携することで、流行現場で利用できる簡便かつ迅速で高精度な診断システムの実現を目指します。
他(参考文献、引用文献など)
[2] Nouvellet, Pierre, et al. "The role of rapid diagnostics in managing Ebola epidemics." Nature 528.7580 (2015): S109-S116.
[3] Muzembo, Basilua Andre, et al. "Rapid diagnostic tests versus RT–PCR for Ebola virus infections: a systematic review and meta-analysis." Bulletin of the World Health Organization 100.7 (2022): 447.
[4] Mukadi-Bamuleka, Daniel, et al. "Field performance of three Ebola rapid diagnostic tests used during the 2018–20 outbreak in the eastern Democratic Republic of the Congo: a retrospective, multicentre observational study." The Lancet Infectious Diseases 22.6 (2022): 891-900.
[5] Consult: https://africacdc.org/download/molecular-diagnostic-tests-rt-pcr-for-ebola-virus-bundibugyo-strain/
Investment
プロジェクト
ブンディブギョ型エボラウイルス迅速検出のためのRT-LAMP/核酸クロマトグラフィー診断デバイスの開発




